トレール幅を設定しておけば、決済逆指値がトレンドを追従してくれるトレール注文。その有用性は高く、多くのトレーダーから支持され、今ではトレール注文を利用できるPC取引ツールは当たり前となっています。
ですが、スマートフォン用のFXアプリでもトレールが使用できるものは全てではありません。このページではスマホアプリから新規発注時、もしくは決済発注時にトレール注文を行えるiPhone対応のFXアプリから、オススメのものをご紹介しています。
設定可能なトレール幅の範囲が、業者によって微妙に異なっている点についても要確認です。ぜひご参考ください。
トレール注文を使えるiPhoneアプリ一覧
FXアプリ/業者 | 決済トレール対応 | 新規トレール対応 | アプリの特徴 | 公式サイト |
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![]() ヒロセ通商 |
〇 | 〇 | ・多彩な分析ツール ・アラート機能も充実 |
![]() |
![]() 外為どっとコム |
〇 | × | ・初心者にもおすすめ ・情報コンテンツが豊富 |
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![]() IG証券 |
〇 | × | ・約30種類のテクニカル指標 ・多彩なCFD銘柄にも対応 |
![]() |
![]() セントラル短資FX |
〇 | × | ・シンプルな構造 ・取引履歴の分析可能 |
![]() |

iPhone版 LION FX【ヒロセ通商】
ユーザー数と取引高が右肩上がりで成長している注目のFX会社ヒロセ通商。ユーザーの要望を受けて積極的なバージョンアップを繰り返す取引ツールが非常に魅力的な同社ですが、ヒロセ通商のiPhoneアプリ版「LION FX」ではトレール注文が可能です。
LION FXでは、通常注文・OCO注文・IF-DONE注文・IF-OCO注文の際にトレール幅を設定することができます。任意のトレール幅を設定し、有効期限も「当日・無制限・日付・時間」から設定可能。
さらに、ヒロセ通商のiPhoneアプリは決済トレールだけでなく、新規トレール注文もできる優れモノです。
新規トレール注文とは、現行レートに対して設定したトレール幅で追従し、トリガー価格になった時点で新規の買いもしくは売り注文を入れる方法です。
現行レートが最高値(最安値)から下降(上昇)してきたところで、トレンド転換し予測した下降(上昇)トレンドになった時点で発注できるので非常に便利。
新規トレール注文は、設定したトレール幅の反転があった場合に注文を実行する注文方法なので、トレンドが終わった後の上昇もしくは下降での利益を狙いたい場面などで役立ってくれます。
決済トレール注文が使えるスマホアプリはありますが、新規トレール注文も入れられるiPhoneアプリは非常に貴重。「スマホでもトレール注文を使いたい」という方は、まずヒロセ通商の「LION FX」が要チェックです。
ヒロセ通商スマホアプリ「LION FX」の使い方・特徴を徹底解説
iPhone版 LION FXのスペック&アプリ機能
取扱通貨ペア | 【50通貨ペア以上】 |
---|---|
テクニカル指標 | 単純移動平均線、指数平滑移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリック、スパンモデル、スーパーボリンジャー、MACD、RSI、DMI、RCI、ストキャスティクス、平均足 |
描画ツール | トレンドライン、水平線、垂直線 |
足種 | ティック、1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、2時間足、4時間足、8時間足、12時間足、日足、週足、月足 |
機能 | プッシュ通知(レート到達、レート変動、経済指標) |

iPhone版 トレーディング・アプリ【IG証券】
全世界で金融サービスを展開しているIG証券のiPhoneアプリでもトレール注文が可能。IG証券のトレーディングアプリでは設定からトレール注文のON/OFFが設定できます。
取引画面右上の設定アイコンから「トレーリングストップ」のボタンをONにします。トレール注文に関する説明が表示されるので一読した後、画面下部の「はい」をタップすればトレール注文が可能になります。
設定をONにした後、取引画面に戻り「ストップ値幅」の「通常」をタップすると、決済注文に関する選択肢が表示されます。「ストップなし・通常・ノースリッページ注文・トレーリングストップ」と表示されるので、トレーリングストップを選択。
ステップ幅を「ー」「+」で設定すればトレール注文が可能、左下に「Min:〇〇pips」と書いてあるのは最低限のステップ幅です。現在レートに対して表示されているステップ幅以下では注文を設定できないので注意しましょう。
IG証券のiPhoneアプリでは約100種類もの通貨ペアが取引可能、CFD銘柄も含めれば約10,000種類の銘柄がスマホで取引できます。テクニカル指標も28種類を標準搭載、描画ツールも充実しているので本格的なチャート分析が可能。
機能性の高さを重視する方にオススメできるのがIG証券のトレーディングアプリです。
IG証券スマホアプリ「トレーディング・アプリ」の使い方・特徴を徹底解説
【IG証券】トレーディングアプリのスペック&アプリ機能
取扱通貨ペア | 【FX:100通貨ペア、CFD銘柄:10,000種類以上】 |
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テクニカル指標 | アルーン、ATR、オーサム・オシレーター、ボリンジャーバンド、チャイキン・ボラティリティー、商品チャネル指数、デトレンディッド・プライス・オシレーター、ディレクショナル・ムーブメント、ドンチャル・チャネル、指数平滑移動平均(EMA)、EOM(EMV)、一目均衡表、KDJ、ケルトナー・チャネル、MACD、モメンタム、マネーフローインデックス、移動平均、パラボリックSAR、ピボット・ポイント、変化率、RSI、標準偏差、ストキャスティクス、出来高、出来高加重移動平均線、加重移動平均(WMA)、ウィリアムズ%R |
描画ツール | トレンドライン、垂直線、水平線、チャネル、ポイントライン、フィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクステンション、ギャン・ファン、ギャンライン、エリオット波動(1波、2波、3波、4波、5波)、レクタングル、トライアングル、エリオット波動(A波、B波、C波)、オーバル、ピッチフォーク、ヘッド・アンド・ショルダー、計測ツール、テキスト、矢印 |
足種 | ティック、1秒足、1分足、2分足、3分足、5分足、10分足、15分足、30分足、1時間足、2時間足、3時間足、4時間足、日足、週足、月足 |
機能 | プッシュ通知、各種アラート機能 |

FXダイレクトプラス【セントラル短資FX】
金融業界で100年の歴史をもつセントラル短資グループが運営しているセントラル短資FXのスマホアプリでもトレール注文が可能です。
セントラル短資FXのFXダイレクトプラスにて提供している「FXダイレクトプラス」では、新規のIFD注文もしくはIFO注文を行うとき、決済注文の際にトレール決済を発注することができます。
新規注文のロット数と注文レートを決定し、「決済入力」をタップすると決済注文の設定ができます。「逆指値/トレール幅」にチェックを入れて任意のトレール幅を設定すればトレール注文の設定は完了。
また、このアプリは新規注文と同時に決済注文を発注する「成行プラス」という機能を搭載。設定で「成行プラス」をONにしておけば新規発注と同時に事前に指定しておいた幅でトレール決済注文を実行できます。
セントラル短資FXのFXダイレクトプラスは独自開発のツールで、1つ1つの操作が分かりやすい。「自分がこうしたい」と思った直感通りに操作できるのでストレスが溜まりません。バージョンアップを経てテクニカル指標や描画ツールも充実した優秀なスマホアプリです。
セントラル短資FXスマホアプリ「FXダイレクトプラス」の使い方・特徴を徹底解説
FXダイレクトプラスのスペック&アプリ機能
取扱通貨ペア | 25通貨ペア |
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テクニカル指標 | 単純移動平均線、指数平滑移動平均、ボリンジャーバンド、一目均衡表、エンベロープ、パラボリック、スパンモデル、スーパーボリンジャー、平均足、MACD、RSI、DMI/ADX、RCI、ストキャスティクス、スローストキャスティクス |
描画ツール | トレンドライン、チャネルライン、水平線、垂直線、四角形、フィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・タイムゾーン、フィボナッチ・ファン、フィボナッチ・アーク |
足種 | ティック、1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、2時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足 |
機能 | 価格変動アラート、経済指標アラート |